普段聞き慣れないマダニとは?
動物を飼われている方なら1度は耳にしたことがある名前でしょうか
マダニは山や草むらに生息し、葉っぱの裏なんかで待機しております。
コイツらは血を吸って生活する吸血虫です
学者ではないので、詳しくはわからないのですが、とにかく噛まれたら危険ということは覚えておいてください。
夏は薄着になる
夏といえば、薄着になり、半そで、半ズボンになります。
そこで、海や川、山など自然アクティビティが盛んになります。
ひとつ注意してもらいたいものが、マダニなのです。
最近、少しニュースでも出てきたりしているのですが、ご存じでしょうか
マダニとは
クモ網ダ二目マダニ科に分類される。
動物に寄生し、吸血する
マダニ・真蜱 体長2~8mm、吸血後、20mm
蜘蛛と同じで足が8本あります。
吸血種はほかにもいる
吸血する虫や生き物は多くいます。
まず、蚊が思いつきます。
ヒルも吸血します。
・では、マダニのなにが脅威なのか
マダニの脅威(SFTS)
マダニの脅威はSFTSというウイルスを媒介していること
SFTSって
重症熱性血小板減少症候群といい
(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:SFTS)
2011年に中国で発見された比較的新しい感染症です。
中国、日本、韓国、台湾、ベトナムとアジアで広がっているようです。
中国と日本のSFTSウイルスはどうも違うようですので、海外から入ってきたとは考えにくいようです。
マダニにかまれてもSFTSの発症率は約30%、
また、全体の75%以上が50歳以上のようです。
https://www.mhlw.go.jp/index.html重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A|厚生労働省重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&Aについて紹介しています。
症状としては下記のように、熱、だるさから始まり、重症化した場合
下記のようになります。
国内で確認された重症熱性血小板減少症候群とは
出典:国立感染症研究所ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xcqj-att/2r9852000002xcs0.pdf
表 1 重症熱性血小板減少症候群の症例定義
以下の 1~7 の項目を全て満たす患者
1.38℃以上の発熱
2.消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血のいずれか)
3.血小板減少(10 万/mm3 未満)
4.白血球減少(4000 /mm3 未満)
5.AST、ALT、LDH の上昇(いずれも病院の基準値上限を超える値)
6.他に明らかな原因がない
7.集中治療を要する/要した、又は死亡した
平成 25 年 1 月 30 日厚生労働省健康局結核感染症課長通知より
マダニにかまれないためには
- 長袖、長ズボン
- 登山用の靴や長靴
- 長手の靴下
- 虫よけスプレー
- 帰ったら、外で服を脱ぐ
- すぐ、お風呂に入る(ボディーチェック)
- 見にくいところは、パートナーに見てもらう
まず、山や草が生い茂っているところには、半そでで行かない。
肌を露出することは、危険です。
靴下も長手もの、短いと、くるぶしが見えて、そこから侵入される可能性がある
靴もできれば、登山用のものが好ましい、深いタイプのものだと安心です。
虫よけスプレー結構効くみたいです。
山に入る前に、全身つけておきましょう。
帰ったら、外で服を脱いで、室内に持ち込まないようにしましょう。
すぐお風呂に入ることで、寄生される前に、気づける場合がありますね。
マダニが寄生するのは、わきの下、股、関節の内側と、
肌が柔らかいところが多いです。
気を付けて、楽しい夏ライフを過ごしましょう
マダニ対策、今できること
出典:国立感染症研究所ホームページ
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