ワーホリの一番の醍醐味はやはり仕事に就けるということだと思います。１年間のオープンワークパーミット期限付きの現地での労働可能というのは非常に価値のあるものです。
過去のブログ（最後に転載あり）でも書きましたが、観光ビザと学生ビザ（COOP・カレッジ卒など除く）では労働できません。
そのため、オープンワークパーミット期間を最大限に活かすには、行動するしかありません。
カナダに来る前に、仕事が決まっている強者も中にはいるかもしれませんが、ほとんどの方は、入国してから、仕事探しがスタートすると思います。
何からして、どう行動すればいいのか？ 仕事選びは？職種は？
カナダでの仕事探し
前提として、レジュメ・CV（履歴書）の作成とカバーレターは作成しておきましょう
カバーレターはアルバイトなどでは不要になりますので、レジュメだけ専念して作成してください。
面接時にはある程度、聞かれる内容は事前にわかると思いますので、その点を対策して答えれるようにしておきましょう。
入店時やお会いした時、従業員の方にどのように話、お声がけすればいいのか理解しておきましょう
前提
カナダへ来ている方、来ようとしている方。あなたは今やりたいと思っていることに全力で取り組んでいると思います。
僕はそういうの好きですよ。応援してます！その決断に喝采です。
うまくいかないこともありますが諦めずに歩き続ければ、絶対に見つかります。
外国にいるという事はお金も時間は使っていると思います。少しでも結果を残す体験をするために動きましょう。行動あるのみ
日本では仕事はいくらでもありますが、カナダではライバルが多くて大変
カナダ・トロントはご存知の通り多民族国家です。北米、南米、アジア、オセアニア、アフリカ、欧州まで世界中あらゆる人がいます。日本にいたら、ほぼほぼ日本人が競争相手でしたが、カナダでは世界中の方がライバルになります。また、失業率は日本に比べて高いです。街を見て貰えばわかりますが、ホームレスの方も多いです。
レベルの高い仕事を探すには一苦労では済まないかも…心配ばかりしても、もったいないので動いていきましょう
仕事探しの手段と方法について
僕が実際に使った方法をお伝えしますが、ここ以外にもたくさんあると思います。
自分に合った方法を見つけて実行してもらえればいいと思います。
難易度とお仕事の獲得可能確率も入れながら解説していきます。
ダウンタウン、ノースヨーク、スカーボロなど住む場所によって出店されているお店の業種も少し異なります。自分が住んでいる家と勤務地が近いかまた、TTC（公共交通機関）との利便性はどうかなど多方面で考えなければいけませんが、お仕事優先で考えてもいいと思います。
Walk-in Drop-in ジャンピング 要は飛び込み営業をかける
一番手っ取り早く且つ、有効な手段はドロップインと思います。
目当てのお店を見つけたら、お店に入店し、受付もしくはマネージャーに声をかけます。マネージャーに直接お話しできればベストです。
えっいきなり、めっちゃ難易度高いやん？と思いましたか？そうなんですよ。でもこれが一番楽
ボスが席を外している場合は、お会いできるか聞いてみましょう。
ボスが不在の場合は、受付の方に渡して、伝達してもらいましょう。
ここでの注意点は、繁忙な時間帯は避けることだと思います。ランチであれば11時半〜13時、ディナーだと18時半〜は忙しくなるでしょう。日本でも同じかと思いますが、お店の立場を考えると極力避けるべきでしょう。
業種は飲食店、美容系、スーパーなど 職種はキッチンやサーバー、補助係などです
お店の外に張り紙がある場合もあるので、その際はどんどん入って、声をかけましょう。
Hiringっていうフライヤがあればラッキーやね
難易度：★★★ 初めの一回めは勇気が入りますが数をこなせば慣れます。
獲得率：★★★★ 時期とタイミングがあるので注意、春夏秋は求人数多めの印象
e-maple
トロントでの最大の日本人向けの掲示板になります。これで仕事探しから家探し、物探しまでできます。
イーメイプル＞クラシファイド＞求人http://www.e-maple.net/classified.html?cat=WO&area=TO
定期的に更新されますので、自分にマッチする仕事があるかもしれません。
毎日書き込みされるので、見るだけでも楽しいですよ。
もちろん僕もここで仕事ゲットしました。
ちなみに、注意喚起をしたいのですが。
書き込みには詐欺系ねずみ講・マルチの勧誘もあります。簡単に稼げるとか、リモートでも大丈夫とか。そういうのですが、十中八九あなたを利用しようとしているので関わらないでおきましょう。お金に困るとあらぬことも考えるので冷静に。
女性にはスパとか言って叡智系のお仕事もありますが、オープンワークパーミットでは違反となっていますので注意です。
あとは、労働基準無視の違法労働をしているお店もあるので注意してください。
先からの転載ですが、【注意喚起】Runnymede駅とWindermereの間にあるKorean Restaurant
オーナーがとても酷くて、給料は3ヶ月後に支払い、パワハラ、セクハラ、チップを払わなかった顧客に対して暴言を吐き、挙句の果てに出ていけと言います。
雇用後3ヶ月以内の退職は賄い代など色々天引きされます。(そんなこと面接で聞いていない)
なのでここはおすすめしません。
他にも危険なお店は色々ありますが、よく調べて応募する前にお店の下見へ行くのもおすすめです。
この仲間と一緒に仕事ができるか、お店は綺麗か、人はいいか、従業員に聞いてみるのもおすすめです。
イーメイプルでは、悪い仕事ばかりではなくもちろんいいお仕事もあります。多くの方がここから仕事を探していると思います。
中には日本の有名企業の求人もあったりします。
業種は飲食店、美容系、建設業など 職種はキッチンやサーバー、補助係、手元（建設業）などです
難易度：★ ネットで応募も可能、直接出向くのも可能
獲得可能率：★★★★ 日本人向けのサイトで超親切設計
job bank
カナダの国営の求人サイトです。日本でいうところのハローワークでの求人検索みたいなもんです。日本でもネットで調べれるようになっているので、ほとんど同じですね。
job bank:https://www.jobbank.gc.ca/home
こちらはかなり獲得するのが難しいのですが、時給で言えば25CAD〜40CAD〜くらいまでの求人もあります。
ライバルは永住権持ちのカナディアンになるので、かなり競争率の高い応募となります。
僕の経験では、20〜50社応募して1社から返信があればラッキーなレベルです。それくらい応募しても採用どころか面接までも行けません。
なんぼ応募しても返信すらないのはどうなの？
カバーレター書くのに一社ごとだから結構時間かかるし
ここでのレジュメは形式に沿ったものがおすすめです。要約、職歴、学歴、ボランティア、資格などですね。
また、カバーレター必須の求人が多いので、一社ごとにカバーレターを作成しなければいけません。会社のホームページがあればそれを参照し、自分とマッチしているか、役立つスキルや成果があれば記載しましょう。
僕の場合はカナダでの資格を持っていないのと、就業経験がカナダではないから、一年しか働けないからと3拍子揃った難しい物です。
COOPからのワーホリやカレッジの卒業生であれば、働ける期間も長く比較的採用されやすいでしょう。
ワーホリのみでは、強みや経験がないと正直難しいと思います。ですが、応募するのはタダですので、気になっている会社があれば応募しましょう。
参入難易度：★★ 調べるのは簡単です。使いやすいですね。
獲得可能率：★★★★ 面接まで行くのが非常に難しい
indeed canada
日本でもCMでお馴染みになったインディードです。
カナダではカナダのインディードですので、求人違います。https://ca.indeed.com/?from=gnav-homepage
ここでもjob bank同様に比較的幅広い仕事を探すことが可能です。自分の気になっている職業や業種から検索欄で調べてもらうと適した会社が一覧で出てきます。
片っ端から応募するのもありだと思います。
専門性や特化した分野の職種や業種があれば強みになります。
参入難易度：★★
獲得可能率：★★★★
これも日本ではあまり馴染みがありませんが、欧米ではFacebook並みに優れているSNSの求人検索サイトになります。
自分の経歴や強みをLinkedInに登録し、求人検索から応募までできます。また、過去の会社や知り合い、友人の数なども見られている？ようでその点もコネというか繋がり文化がありますね。
ハイレベルな求人が多いので、競争力はかなり高いと思います。
有名企業であれば、テスラなんかもありましたね。
獲得可能率：★★★
獲得可能率：★★★★★
知人の紹介
欧米でのよくある話なのですが、こちらはコネ社会ということもあり、紹介が紹介を呼ぶなど
友達や知人から紹介されるケースが多いです。そのため、コネクション作りはかなり大事かと思います。
知り合いには仕事を探していることを公言し、紹介してほしいということを連呼しておけばどこかの誰かからいい話がもらえるそうです。
その他、番外編
ホームページから応募する。Googleマップから業種や職種を調べて応募する。
その他の転職サイトglassdoor job,ranstadなんかがありますが、こちらも専門性の高いお仕事です。
certificateが必要な求人が多いです。
20代前半の方で職歴がない。アルバイト経験しかない方へのおすすめルート
日本でやってきたお仕事で飲食店のアルバイト経験があれば、カナダでも飲食店で仕事ができる可能でいが高いです。
なんでも大丈夫ですが、マクドナルドやファミレスで仕事をしたことがあればそれをレジュメに書いて、面接に挑みましょう。
面接ではやる気のアピールとできることをいっぱい話しましょう。また、やってないことも出来ますと言いましょう。
はい！出来ます！
ある方は過去に「巻き寿司を巻いたことがあるか？できるか？」と聞かれたことがあり、実際には経験はなかったが、日本人ならある程度の要領は理解していると思いますので、『出来ます』と答えて、意外と本番では出来てしまったそうです。その時は出来なくても、実際にやってみせたらいいのです。
ジャパレスは比較的仕事にも就きやすく働きやすいと思います。一方、カフェ系ではティムホートンズやスターバックス、ご飯系ではファーストフードのマクドナルド、ピザ屋などの現地の企業ではあり少し難しいですが、少し頑張れば働けると思いますので、求人も多いのでおすすめです。
20代後半やギリホリで職歴のある方
例えば、ITウェブ系のエンジニアであれば、機械言語で仕事をするのでスキル勝負になります。
過去の実績や自分の能力次第でいい仕事を見つけることが出来ます。IT系であれば、ノマドワーカーとして現地の仕事をとらなくても、日本の仕事を受注しながら、カナダなどでワーケションされている方もおられます。
僕のような機械系ではカナダの資格がなかったので、就職はかなり難航しました。もちろん先に説明してある通りで、職歴、資格、学歴、ビザも短いので苦労しました。
本当に幸いなことに現地での企業に就職することが出来ました。
僕の場合
僕の場合ですが、上記のサイトや方法を使い倒しまいた。本当に製造業での仕事が見つからず、途方に暮れていましたが、基準を下げて、ウォークインも試したりしました。やはり飛び込み営業はすぐに見つかりました。カナダではすぐ面接、すぐ採用、次の日に出勤とめちゃくちゃ早いです。
Eーmapleではいくつかのお仕事も応募し、採用もいただきました。中には日雇い労働（建設業）もしました。ほぼ休憩なしの６−７時間はまじでやばいです、楽しいですが、、
最終的には、Job Bankから会社のホームページに飛んで、求人のページがあったので応募したという流れです。
ぶっちゃけ今の製造業で楽しくお仕事させてもらえているので結構恵まれているなと思っています。
これも手前味噌なことですが、諦めずに行動したからだと思っています。僕にも出来たのだから、あなたもできますよ。
カナダで何がしたいのか改めて考え直す
カナダへ来て仕事が見つからずに途方に暮れてしまうのは、すごくよくわかります。
僕も仕事が決まらずに悟りを開くところでしたし、ここに来て何がしたかったのか？改めて自問してください。80点取れていたらOKです。
行動あるのみです。カナダでは実力主義なところもあります。ワーホリに来たならという点で腹を括り、今まで出来なかったところをやってみるのはいい事だと思います。
総括して、英語が流暢ではないけどチャレンジしてみる。これも今までの自分の殻（自分の限界値）を突破する方法です。飛び込み営業なんか若い方ではあまり経験していないと思いますので、いい経験になると思います。それが出来ないと仕事も手に入れれないのです。
まとめ
ワーホリではいい仕事に就くには難しいところもありますが、なんとしても生活のために必要という事であれば、頑張って行動していきましょう。
カナダでは基礎生活費に１０万円±１万くらいは毎月いると思います。家賃、食費、交通費、交際費、通信費、保険代ですね。貯金を切り崩しながら生活できる方や、別の収入方法、誰かの援助のある方であれば問題ありません。
ですが、結構お財布ギリギリで来て、どうしようってなっている方も少なくはないはずです。そういう方は絶対に頑張って行動しましょう。
ワーホリで英語力を伸ばしたいなら、接客業がおすすめです。ジャパレスでもアジアの方が多いのであれば、社内公用語は英語になると思います。また、日本食っぽいけど蓋を開けたら資本は韓国系か中国系であれば、英語を使うことになると思います。
色々と挑戦してみるのもありだと思いますが、ワーホリの残りの期限（ライフ）が採用に影響されるので注意しましょう。
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