ギリホリって何?どうなのか?
年齢制限のギリギリである20歳後半や30歳、31歳直前の方がワーキングホリデーに行くことを指します。
ワーキングホリデーは青少年?青年向けの国家間プログラムですので、年齢も20代前半や未成年の方もちらほらいます。
ギリホリでもプログラムは同じように受けれますので、何ら問題ありません。ギリホリでの問題は年齢とキャリアと将来でしょうか?
ギリホリの年齢的とか世間体とか
結論としましては、やりたいと思い立ったが吉日です。これはあくまで僕の持論なので、価値観は人それぞれかと思います。
しかし、やってみたいと思っていたのにやらない後悔というのは一生残ります。
ギリホリの年齢的には、社会人で会社に属している方であれば、働き盛りで出世ルート・レールにあります。そこから離れることになります。一年間や数ヶ月の休養や休職が可能であれば、そのような選択もありかもしれません。
世間体的には、ワーホリは休暇目的と思われて、何を得たのか明確な目的を求められます。また、一般的にはワーホリを行うのはまだまだ、少数派だと思います。なので一般論でいうと先に述べた通り、ステレオタイプの方は理解の浅い方が一定数いますので、懐疑的に思われても仕方ありません。
それでも、僕は海外に目的意識があるのであればお勧めします。それはあなたの人生だからです。
人が死ぬ時に後悔すること(自己実現・挑戦しなかったこと)
人はいずれ死にます。時間という公平に与えられた期限はいずれ限界を迎えます。それは紛れもない事実です。
あの人が生きたかった1日を僕たちは生きていると思っています。
有名な方のお話を引用します。
ブロニー・ウェアさん オーストラリアの終末ケア看護師の経験談
①自分に正直な人生を生きればよかった。
これは他人のために人生を生きたことで、自分の人生を歩まなかったことからです。
②自分の感情を表現すればよかった。
多くの人は自分の感情を抑え込むことで、自分を守ろうとする傾向がありますが、結果として多くの機会や関係を失うことになりがちです。
③もっと幸せを感じることを許せばよかった。
多くの人は、幸せになることが自分の選択肢であることを理解せず、習慣や社会に恐怖で縛られてしまうことがあります。現状維持バイアスに近い状況で、変化を恐れてしまいます。
やった方がいいかもしれない…はした方がいいという事
やった方がいいかもしれない事は実際に行動に移してやったほうがいい。
でも、やらない方が良いかもしれないなと思うのであれば、特段やる必要性はなかもしれない。でも、やらなければ後悔することはある。
例えば、あなたに好きな人がいるお話、
どうしても好きで恋仲になりたいが告白の勇気がない。
失敗したときの自分が恥ずかしい。失敗を恐れている。相手に失礼になるとか(影響の輪の話は別)
ここで勧めているのは、もちろん実行に移す方なので、告白をするとしよう。でも、やっぱり振られた。この時、思うのは告白しなければ良かったと思うかもしれない(なぜなら、苦しい思いをして、心に傷が出来たかもしれないから)
でも、この傷は一時的なもので、時間が経てば治ってくる。
逆に告白せずと心に留めておくと、その小さな思いの火は消えずに後悔として残る。
その火は、思いが強ければ強いほど芯から燃えてなかなか消えることはない。そして、何十年も燃え続ける。ふとした時になぜやらなかったのかと、そして後悔になる。
人は違う選択肢があったのにという希望をその後悔のせいにしてしまう
ギリホリ及び海外での生活を望んでいるなら
ギリホリや留学で何を望んでいますか? 一度でも良いから海外の生活をしてみたいですか?英語を話せるようになりたいですか?海外で仕事がしたいですか?どんな仕事でもいいですか?
どんな理由であれ、やった方が良いと思うのであれば、やってみる方がいいという同じ答えです。
もちろん海外へ行くには多くの障壁があります。日本での生活を一時的にストップししなくてはなりません。
海外に行きたい理由、目的、ゴールを明確に文章にできるなら、もう行動に移すときだと思います。
行きたい理由がただ楽をしたい・遊びたいだと観光旅行で良いかもしれません。
カナダに来て思うのは、現実は甘くないということです。 社会人経験がなくてスキルがないと、サービス業、特にジャパレスで働くことが大半だと思います。
本当に今のキャリアを捨ててまで、ワーホリは必要か?
例えば、メーカー勤務や外資系勤務、海外拠点ありの会社、顧客が外国であれば、部署や所属にもよりますが、海外で働ける可能性は非常に高いです。
実際は僕はワーホリに来る前に、製造業の会社で中国に出張に何度か行きました。機内やホテルで英語は使いました。顧客への説明も事前に用意した英語で資料で説明しました。
英語を使おうとするのは日本国内にいても自分自身でコントロールできる。
勤務時間以外の朝と夜は教材で勉強やオンライン英会話で練習。そしてTOEIC800点900点あれば国内では英語できる部類になります。
転職もさらに有利になり、海外赴任も視野に入って来ます。また隣国である韓国、台湾、フィリピン、マレーシア、ベトナム、タイなどもビジネスの世界では英語が公用語です。
今の部署や会社では英語を使う機会がないのであれば、英語ができる状態にして、部署異動や転職をすれば機会にも恵まれ、給料もあがります。
国内でも留学、海外勤務しているかのような生活も送ろうと思えば送れるというわけです。
僕の後悔や不安をあげるなら
英語力を仕上げる
なぜ、もっと勉強してこなかったのかに尽きると思います。これはワーホリに来た勢がみんな口を揃えて言うことです。
やはり大学入学レベルはないと、こっちに来てから0からスタートだと時間もお金もかかります。それも承知であったため、後悔は少ないですが、やっぱりという印象です。
生活防衛資金が多いもしくは第二の収入がある方
ワーホリでは、渡航当初に仕事が決まっていない場合、無収入の状態で暮らさないといけません。お金の苦労をしてしまうと適切な判断ができません。精神衛生上にもよくありません。何ヶ月無収入でも大丈夫なのか予算管理してから来ましょう。
食いつなぐ方法はいくらでもあるので、考えようです。
もっと積極的に人に合う、話す
これは現段階でのまだまだ出来ていない点なのですが、人に会いに行かないといい話ももらえないし、英語も話す機会が減ってしまいます。
海外の人は確かにオープンではありますが、やはりこちらから話かけないと心は開いてくれません。
やりたい事で生きている
あくまで、自分の生きたいように生きているので、失敗しても全部自分で選んだ道なので後悔は少ないです。なので、ギリホリで来て後悔はしていないです。
この選択・経験を絶対につぎに活かすと信じて日々過ごしています。
でも、正直来年のことなんてさっぱりわかりません。不安です。海外でのサバイバルは間違いなく自分を強くしてくれます。
みんな人生のステージがあって来れない方もいますので仕方ありません。ですが、この制度は年齢制限があるので少なくとも気持ちがある方は早めに考えておくことをおすすめします
ギリホリの年齢に達している人ならではのメリット・デメリット
メリット
①海外に来る目的意識が明確に決まっている。
②日本での仕事の経験やキャリアがあるので、仕事を見つけやすい。特に専門職は似ている場合が多い
③良いこと、悪いこと、やばいことの分別が付けれる。
海外には日本以上にヤバい人もいます。近寄っちゃいけない人などこれまでの人生経験で良し悪しがわかる。
デメリット
①日本でのキャリアを一時的に手放すことになる。
②結婚や昇進、転職などの日本特有のレールから離れる。
③家族や久しい人に合いにくい。距離的な問題で
ワーホリ・ギリホリのための参考You Tube動画
タロサックさん【知らなきゃヤバい】ワーホリ留学失敗者大集合!その理由を聞いてみたらリアル過ぎた
【現実】ワーホリや海外留学からの帰国後どうなったのか経験者たちに聞いてみた
メンタリストDaiGoさんいくら金かけても元が取れることTOP5
まとめ
ギリホリで海外に行く価値は十分にあります。
ただし、自分自身の中でしっかりと目的意識があってこそ成立するものです。
日本人の一般的な見解であれば、多少白い目でみられるかもしれませんが、僕はそんな風になりたくなかったし、人のいいところを探す方が好きなので。
また、日本を離れるということはキャリアを一時的に止めるか辞めるかになります。でも海外での経験はそれ以上になるかもしれません。
やってみないとわかりません。本当にやってみたいのならやらないと勿体無い。やらなかったら後悔が残るかもしれないです。
思い立ったが吉日。やりたいんなら、やってみなはれ
そのために、いまからできることをして英語力を付けましょう。
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