バイクの種類 カテゴリ紹介

バイクを乗ろうか迷っている方が一番初めに考えるのが、バイク選びだと思います。

アレもいいし、コレもいい
その瞬間は最高のひとときなので、十分に迷われたらいいかなと思います。
僕のオススメは、軽くて扱いやすいバイクですが、あなたが惚れたバイクでいいと思います。選ぶ車種によっては用途(ツーリング、峠、街乗り)が違うとかあるので注意
なので、どんなバイクに乗ろうともライダーになれるということです。そして、晴れてライダーになったら他の交通には優しく、かっこいいライダーになってもらえたらと思います
バイクにはオンロードとオフロードがある。
バイクは一般的にオンロードを走る車両ですが、土や砂利の上を走る場合がある。その際に活躍するのがオフロードですが、日常を見るバイクのほとんどはオンロードです。
現在のバイク車種はかなり交錯しており、日々目まぐるしい変化があります。
ここで紹介しているジャンルや車種も正解では無い場合があります。

オンロード
オンロードは攻めのスポーツからネイキッド。そして、ドコドコ、トコトコ、軽快に爽快に走るクラシックやクルーザーがある。長距離を走るようなツアラーもあれば、未舗装路も兼用できるアドベンチャーも。
自分がどんな走り方をしたいかで選ぶバイクは変わってくる。
昨今はラインナップが増えたり減ったり、多種多様になっている。






(マルチパーパス、
アドベンチャー系)



(スポーツ系)




カフェレーサー)





SS(スーパースポーツ)
サーキットなどのコーナーを1秒でも速く走るために作られたマシン。すべての性能が優秀。バイクの最高峰クラス。1000ccクラス
その分、乗り手も選ぶ(スキル、技量がないと危ない) 0−100km/hを3秒以下で達成できる。スーパーカー並
ポジションもきつい(前傾姿勢)。ワインディングロードや峠を楽しみたいなら楽しいマシンになること間違いないし。初心者で選ぶのは避けたほうがいい車種。スキルや技量がアップしたら目指すべき
CBR1000RRやR1、ZX-10R、GSX-R1000R、S1000RR、PANIGALEなど

レーサーレプリカ
2st250ccではNSR、TZR、γと
4st400ccではCBR、VFR、FZR、GSX-R、ZXRといった80、90年代に活躍したマシン。
レースに使用していたマシンを公道用に改良したのがレーサーレプリカになる。
こちらもレースベースのマシンが多いのでポジションはきついが、250は車重が軽いので扱いやすい。エンジンの扱いには慣れが必要
昨今の2015年以降からのバイクブームによって値段が高騰しているジャンル。高額になりやすいケースがあるので注意。タイヤは勿論、ゴム類、樹脂類の劣化は否めないので整備費用も考えておく必要あり。
フルカウルスポーツ
小排気量のフルカウルスポーツ
4st250ccのバイクにフルカウルが備わっているマシンのこと
CBR250R(RR) やYZF-25R、Ninja250、GSR250Fなどがある。
ZX‐25Rはフルカウルスポーツの中でも本気のレーシングマシンに属すると思います。
比較的ポジションも楽で初心者が乗りやすい設計になっている。エンジンフィーリングもマイルドで街乗りからツーリングまでオールマイティーに使うことができる。
大型のフルカウルスポーツ
スズキの隼やカワサキH2はこのフルカウルスポーツに当たる。ツアラーでもありながら、どちらかと言えば、スポーツ寄りのジャンルでサーキット走行からワインディングまで可能
ストリートファイター Street Fighter

略してストファイ これはスーパースポーツのカウルを取っ払い、ハンドルをバーハンに若干高くし、街乗りでも乗りやすくした高性能なマシン。
エンジン(少し※デチューン)やフレームがSSと共通の場合が多くめちゃくちゃ速い。初心者は注意が必要になるかも
CB1000 HORNET,MT10,Z1000,GSX-S1000,STREETFIGHTER(ドカ),S1000R
※デチューン:本来の性能から若干パワーやトルクを落とすことにより、乗りやすく扱いやすく施されたチューニング
ネイキッド Naked
裸を意味するネイキッドは風防用のカウルが取り除かれたマシン。特に日本車が得意とする領域でかなりの歴史がある。CBやXJ、Z、GSといったマシンもネイキッドになる。

エンジンは4気筒が多い。3気筒や2気筒もあったりする。往年のマシンは400,750,1000,1300多種多様。
250の小型のマシンもネイキッドが多くラインナップされている。
このネイキッドはスポーツライディングを視野に入れている方には非常にいいマシンだと思う。ただ車種によっては車重が重い場合があるので注意
ツアラー
大型車が多い領域で、長距離のツーリングに向いている。北海道など緩やかな道が多いところは便利になる。日帰りツーリングよりは何泊かを想定した作りになっいる。
シートポジションはメーカーよって変わるが、HONDA ゴールドウイングがツアラーにあたる。
現在は小型のツアラー系も多く幅が広い。大型のツアラーは比較的重く。車重は300〜350kg近いこともある。重たい分の安定した走行が可能になる。
パニアケースやサイドケースを備えている車種も多く荷物も多く乗る。

スポーツメガツアラー
大型の車種でFJR1300,HAYABUSAやH2,BMW R1250Tなどがメガツアラーに当たる。
ヨーロッパの探索や周遊をするのに用いられることが多く、欧州では人気が高い。
ストリート
単気筒の250,400のバイクのことを指す事が多い。
TWやエストレア、GB350などもストリート系になる。
比較的軽量で扱いやすい車種が多くて、のんびりトコトコ走るのに適している。
ポジションもきつくなく初心者に適している。

クラシック
代表するのはSR400W650,W800などがクラシック、レトロな雰囲気を醸し出す。
かっ飛ばすバイクではなく、100キロ以下の速度域で楽しくトコトコ走るのが楽しいバイク
クルーザー(アメリカン)
普段はアメリカンと呼ばれるが、クルーザーとも呼ばれる。

ポジションはドシッと座って、足を前に出して乗る。比較的、長時間乗っていても疲れにくい。大通りや北海道といった道では楽に走ることができる。二人乗りも比較的しやすい。
コーナーの多いワインディングや峠の連続する道は切りかえしたりするのが大変になる。車重も重たく取り回しが難しい場合が多い。
特に関西では六甲山や高野山の細かいコーナーは大変になる。
ハーレー、Rebel、BOLT、R18、など
ミニバイク
125cc以下の小型のバイクを指して、17,12インチ、10インチや8インチといった小径ホイールの車両が多い。パワーもそこまで出ない分、コントロールや取り回しがすごく楽
ミニは自分も安全な領域で扱えることが多いので、最初に選ぶには適していると思う。
スロットルを全開にしてもせいぜい100km/h行くか行かないか

初心者でも乗りやすい 価格も他に比べて安い
ビジネス
カブなどがビジネスバイクに当たる。郵便屋さんやJA職員が乗っていることが多い。
カブは燃費もよく乗りやすい。街乗りメインの方はおすすめできる

スクーター
原付のスクーターやビッグスクーターがこのジャンル。
原付は高校生や大学生が乗り出すイメージで自転車の延長線上にある。でも実際は自転車と乗り方や走り方は全く異なる。ニーグリップができない場合が多い。バックステップのポジションでくるぶしグリップすると安定する。
シート下のボックスやハンドル下の小物入れなど非常に用途が多い。またがるのも簡単なので乗りやすい。
ほとんどが単気筒とCVTの機構なのでエンジン音は一定になりやすい。丈夫だが精密機器なのでメンテナンスもしないと調子も悪くなる。
ディオ、タクト、ジョルノなど

ビッグスクーター
2000年代に流行ったビッグスクーターで250などが多くあった。
積載も多くでき、クルーザー的なポジションで乗れる。
高速のコーナリングなどは若干他のカテゴリと比べクセがある。
マジェスティなど
オフロード
日本の舗装路は82%以上であり、ほとんどがアスファルトなのでオフロードの活躍する機会はないかと思うかもしれないが、実はオフロードこそ初心者におすすめできる。
軽い、そこそこ速い、コーナー有利
トレール(デュアルパーパス)
オフロードバイクを総称してトレールやデュアルパーパスと呼ぶ。
タイヤはブロックタイヤが多いが、街乗りが多い方はロード寄りのタイヤを履かせることで非常に安定した走りを実現できる。
ヒラヒラと曲がる軽い車体。単気筒の軽くて良いエンジンレスポンス、
キャラメルがいくつも付いたようなブロックタイヤを街中で使うと制動距離が伸びたり、コーナーのグリップが少ないのでおすすめできない。
中古車を買う場合は、車体が使い古されていないか確認が必要。放り投げられたり雑に扱われた車体はどこかの部品が歪んでいる事が多い。
足つきの心配性がある方は①ブーツを履く、②車高を下げるリアサスのローリンク仕様③シートのアンコ抜き など色々ある。
市販車のオフロードモデルでXRやCRF、セローなど

スクランブラー
ストリート系とも言えるマシンにブロック調のタイヤを履かせたマシンをスクランブラーと呼ぶ。
オフロードも走ることも想定されているが、どちらかと言えば街乗りやツーリングがメイン
モタード
オフロードバイクの車体にオンロードタイヤ17インチを履かせたマシン。
街乗りやワインディング、サーキットでの走行性能を発揮する。17インチなのでハイグリップタイヤが履けるので非常に有利。純正のモタードはサスペンションの味付けが硬かったり、ブレーキディスクが大きかったりとロードバイクになっている。

アドベンチャー
冒険の意味をするアドベンチャーは世界中を旅するのに適している。
アドベンチャーといえば、BMW R1300 GSシリーズやHONDA アフリカツインなど
オンロードもオフロードも走ることに長けている。
車体も大きく、エンジンも大きい場合がありますが、比較的ゆったりと走ることもできるし、速く走ることもできる。大排気量の余裕の走りが可能となる。
車重が重たい場合があり、取り回しは大変な場合がある。

初心者におすすめできるのは
16歳や20代前半で、一番はじめに乗るのであれば、ミニバイクから始めるのがいいと思う。50や70、80、100、125くらいの小排気量はそこまで速くなく扱いやすい事が多い。
精神的に余裕も合って、お金も十分にあるなら、250がいいと思う
もちろんこんなこと書いたが、実際には自分が好きになったバイクを乗ればいい。一回乗ってみるとどんなバイクかすぐにわかる。
今は昔ほどバイク自体のラインナップも多くないし、選べる選択肢も多くない。中古でもしっかりメンテすれば十分に走れるが、部品代で高く付くかもしれない
新車は高いので、中古がおすすめですが、タイヤ溝ありで2~3年以内とブレーキ、フロントフォークはきっちり漏れなく動いているか 確認することができれば十分いいと思う
僕が初めて乗ったのはTDR80というバイクで、あちこちに行った。色々学んだ

バイクに乗ったら本当に楽しい
バイクって周りから見ると、危ないし、怪我するというのは事実なのですが、それ以上に風を感じて生きている実感やマシンを操っている感覚が非常に楽しい。
自転車とも違うし、車だとこの雰囲気は味わえない。オープンカーがバイクに近いかもしれないけど
自分の手と足となったマシンを操るのはひと味もふた味も格別です。
世界でもバイクの考えは同じで、元気にしてくれたり、人生を豊かにしてくれる。
- “Live to ride, ride to live.”(生きるために乗り、乗るために生きる)
- “Ride for the journey, not the destination.”(目的地ではなく、旅そのものを楽しめ)
- Motorcycles teach us that balance is key—in riding and in life.」
(バイクは教えてくれる。ライディングでも人生でも、バランスが肝心だと) - “You do not need a therapist if you own a motorcycle, any kind of motorcycle!”
(バイクに乗っていればセラピストはいらない)
- バイク乗りには「自由」「冒険」「人生を楽しむ」などの価値観が強く表現される。
- 雨や困難を乗り越えることが一人前のライダーとされるのは日本も欧米も共通。
まとめ
バイクの車種を紹介してみました。スポーツ、ネイキッドはやはり走りに特化したバイクですが、その分スキルや技術も必要になる。
バイクは生身で乗るので一回コケるだけで怪我は避けられない。
でも、バイクに乗ることで自分自身が開放されたり、新たな発見があったりして人が元気なる乗り物だと思っています。

この安全靴は僕も履いているやつ