カナダ・ワーホリ中に日本の携帯電話番号を安くで保管・保持した方法 SIM・eSIM

海外・留学・ワーホリ・英語学習

今回はカナダにいながら、日本の携帯番号(+8190)を年間で1,000円ちょっと維持した方法を解説します。

また、ワーホリ・留学へ行くのに日本の携帯番号は本当に必要なのか?と思っている方も見てもらえると参考になると思います。結論としては、僕はPovo2.0を使いました。

「日本の携帯番号って本当に海外で必要なの?」
「高額なローミング費用は避けたい…」

そんな方に向けて、povo2.0を活用したリアルな体験談とともに解説していきます。

2種類のSIMカードがあるのは知っていますか

black iPhone 5

携帯にSIMカードがないと通信ができません。いわゆる4Gか5Gは通信会社からの経由での通信というのは承知の通りです。

SIMカード:物理シム。携帯のスロットを抜いてチップを挿入するタイプ

これは従来のタイプですね。

eSIM:非物理シム。携帯に読み込ませインストールされるタイプ

Appleであれば、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降の機種

僕はiPhone14をカナダへ持っていってました。日本の通信会社をeSIMで持って、現地の通信会社(Fido)で物理SIMで持つ方法でした。

SIMの保管方法

海外に持っていく際に、日本の携帯番号をどのように保管すべきか

そもそも、日本の携帯番号は外国で必要か

僕の場合は、日本の携帯番号は海外で必要でした。おそらく皆さんも必要になるかと思います。それはなぜか?日本の携帯番号を残す理由=本人認証と考えてもらっていいと思います。

もちろん、日本の携帯番号を消しちゃうと、電話番号で繋がっている人とは一旦繋がりが消えますね。

日本のクレジットカード決済をオンラインで使う

何かオンラインで買い物をする際には日本の携帯番号は必要になるケースが多いです。航空券やAmazonのショッピング、日本での支払いをクレジット決済するなど

また僕が持っていたTDBankの銀行のカードはデビットカードでしたので、オンライン決済に使えないことが多々ありました。

本人認証といって、SMS経由でショートメッセージが送られてきて、数字4桁や6桁の番号を入力するケースが多いかと思います。

SMSの認証の受信は無料です。海外でも日本のショートメッセージは普通に受け取れます。

日本の+8190の電話番号の残し方

日本の電話番号は+81から始まる番号ですね。大手キャリアで残すのか、格安キャリアで残すのか方法が2つありますね。

minimalist photography of three crank phones

大手キャリアの方法

Docomoには携帯番号の保管できるプランが有る。手数料3,850円(オンライン1,100円)と携帯番号保管440円/月かかります。年間5,280円。さらに110円月々のメール保管費用

長期間利用されないとき(海外赴任・留学など)の電話番号保管・解除 | お客さまサポート | NTTドコモ
ドコモの携帯電話ご利用にあたっての各種手続きをご案内します。

番号保管のみでSMSは受信できない。本末転倒です。

通常の通信を残したドコモは最低5,000円/月くらいから。但し海外では使えない。

そのままギガっていうのもあるが、短期利用を目的としたプランと思われます。月々2万は高すぎます。

格安SIMで保管する

携帯代が政府に指摘され、始まった格安SIMですが、Docomoからはアハモ、auからはpovo2.0などがありますね。

格安SIMであれば、使わなければ費用が安い場合が多いです。

日本通信SIM

合理的シンプルプラン290円となります。年間3,480円でDocomoより安いですね。

番号を保管できて、SMSが使えるのがいい点ですね。また日本に帰ってきてからもそのまま、安くで延長して使うことができます。

楽天モバイル

月880円で2GBで利用できます。楽天リンク同士で国際通話無料となります。国際SMSも

家族が楽天だったらかなりいいでしょうね。海外でLINE通話も問題なく使えるので、僕は国際通話の使用頻度はほぼありませんでした。

僕の場合、格安SIM

次は僕が実際にカナダで使っていたPovo2.0の解説をします。

man in black jacket wearing black fitted cap while using phone

Povo2.0を使った理由

調べたところ安くで所持できるからというわけですが、そのためは一度auに乗り換えなければなりませんでした。あまり参考にならないのですが、たまたま1円スマホがauでキャンペーンをやっていて、ついでにレンタルしました。

1円スマホは賛否ありますが、壊れたりすると高額を払う羽目にになります。

povo2.0は半年に1回の課金が必要になりますが、それ以外の月は0円とお金がかかりません。その間はSMSの受信はできますし、全く問題ありません。

僕が契約したのはeSIMです。

課金:トッピングは半年に一回の税込み640円でした。

前述した通り課金は必要なのですが、ラインナップがたくさんあります。※絶対に半年に一回は課金してください

povoトッピングリスト:https://povo.jp/topping-list

僕は海外データ 0.5GB(24時間)という課金ですが、カナダ、アメリカで使えます。

640円です。

オーストラリア、ニュージーランドでも使えます。

【レギュラー】海外データ0.5GB(24時間)|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
【レギュラー】海外データ0.5GB(24時間)のお申し込みはこちら。基本料0円から始めるpovo2.0。au回線のスマホプランだから速度もエリアも品質も安定!eSIM対応、期間縛りなし、事務手数料なし、データ使い放題もトッピングが選べて、5...

ほんと、いろんな国で使えるんですね!

契約を初めてから、何もプラン(トッピング)を選択しないと利用は0円になります。そこから6ヶ月間で最低一度の利用がなくてはいけませんが、半年に640円だと月々107円なので、いかに安いかがわかると思います。年間で1280円ですし。

結局はカナダの携帯番号も持たなければ、外国での連絡手段が必要になるので携帯代の二重払いにはなりますが、ほとんど痛手にはならないと思います。

そしてeSIMなので、カナダの通信会社とも契約しつつ(物理SIM)日本の番号も維持できることが1つの携帯で可能です。

半年に一回使わないと、利用停止になる(すなわち消される)?

以下、povoから送られてくるメールです。Gmailで受信してます

【povo】長期間トッピング未購入に伴う重要なお知らせ

いつもpovo2.0をご利用いただきありがとうございます。

このメールは2024年10月16日時点で60日以上トッピングをご購入されていない方へお送りしています。

<長期間未購入時の利用停止について>

最後の有料トッピングの有効期限の翌日から180日の間、有料トッピングのご購入がない場合、順次利用停止させていただきます。

Povo公式:長期間(180日間)トッピング未購入による利用停止について

auからpovo2.0への乗り換えアクティベートも海外でできた話

僕は1円スマホをauでしたので、povoへ切り替えるのは海外で行いました。これは時間的な都合と段取りの悪さからです。

海外用のトッピングからpovoのアプリ経由でやれば、アクティベートまで時間はかかりましたが、povoへの乗り換えもできました。

povoは基本的にアプリからトッピングを行うので、スマホにインストールしておかなければなりません。

支払いは日本のクレジットカード エポスです。

皆さんに推奨するのは

海外に行く前に、買い切りのスマホに変えておく:1円スマホは返さないといけないし、常に持ち歩いているとヒヤヒヤする。

バッテリーはそこそこある状態で:1日持たないバッテリー残量は結構不便です。

フィルム及びケースは予備で3枚くらい持っておく。ダイソーでもいいです。

行く前にpovoに変えて確実にアクティベートを完了しておく。

海外でアクティベートは不安ですし、時間ももったいないです。

思う存分にカナダライフを満喫してください。

カナダではFidoという大手キャリアを使っていた

brown high-rise buildings near park

+1という電話番号はアメリカとカナダで使われます。その番号がないとカナダでは銀行口座を開設したり仕事を探したりできません。しかもせっかくできた友達と連絡を取るのに必要ですね。What’s appでも大丈夫ですけどね。

僕はTorontoのピアソン空港に着いたときに、Fidoのキャンペーンがあったので、入りました。Fidoはカナダでは有名な通信会社です。アプリから利用状況や支払いも管理できました。使っている最中は1度もトラブルはなかったです。

こちらは物理SIMカードをその場でもらえたので助かりました。

50GBで36CADくらいでした。これはキャンペーン適用だったので良かったです。契約は一瞬でした。パスポートで本人確認は必要でした。

解約は電話で可能でした。本当に次回以降費用がかからないか心配でしたが、解約も完了しました。

日本から先に契約できるPhoneBOXもあるので値段を都度確認しながら選んでみるのがいいと思います。

まとめ

カナダでのワーホリ中に日本の携帯番号を格安で維持するには、「povo2.0」+eSIMの組み合わせが非常に有効でした。
特に、SMS認証が必要な日本のクレジットカードの決済や、各種本人確認のために日本の番号は保持しておくのが安心です。

以下がポイントのまとめです:

  • 日本の携帯番号はSMS受信のために残しておくべき
  • povo2.0は基本月額0円、半年に一度トッピング購入(約640円〜)だけで維持可能
  • eSIM対応のスマホであれば、現地SIMと併用もスムーズ
  • auからの乗り換えやpovoアクティベートは海外でも可能(ただし事前の準備推奨)
  • 現地ではFidoの物理SIMを使い、カナダの番号も確保した

日本に帰国後もそのまま番号を使い続けることができ、無駄がなく、非常に実用的な方法でした。
これから海外に行かれる方も、日本の番号の扱い方についてぜひ一度見直してみてください。

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