免許上の普通二輪と一般道の安全意識の違い

今回は昔教習所に通っていた上での話と一般道での安全意識の話をしようと思います。
免許取得時には危険予知というトレーニングをイラスト付きでしますが、実際の路上はもっと危険が潜んでいます。
少しでも、バイクに興味持ってくれる人が増えて、安全で楽しい日々を送ってもらえたらと思います。今日も無事帰るです。
目次でもざっとの理解ができるようにしております。
この極意や意識は筆者の独自の意見で書いていますので、参考程度に理解してください
実は自動二輪は教習所に通いました
15の時から、通っており16歳と6日で取得しました。当時、誕生日とほぼ同時に取得したかったので、16歳前から通っていました。

通っている間は、親に迎えに来てもらったりしていたので、かなりお世話になりましたね。
もし僕に時間があるなら、合宿免許もいってみたいですね。
基本的に教習所は家から遠い人が多いのではないでしょうか?
僕の場合、バイクだったので予約はすんなり取れましたが、車だと予約合戦になってキャンセル待ちとか多いようですね。

免許取得には学科と実技
当たり前ですが、免許の取得には学科と実技が必要で、学科はいわゆる法規や標識の理解だと思います。実技は実際にバイクに乗って操ることができるかの練習ですね。
学科の最後の方にやるイラストの危険予知、予測訓練ですが、これは非常に重要です。

交差点の中をトラックに続いて5km/hで進行しています。右折するときはどのようなことに注意して運転をしますか?
(1)トラックのかげで前方が見えないので、トラックの右側方に並んで右折する。
(2)トラックのかげで前方が見えないので、一時停止してトラックが右折したあと対向車がこないことや歩行者の動きを確かめて右折する。
(3)トラックのかげで前方が見えないので、トラックに続いてそのすぐうしろを右折する。
解説
ア 交差点に入ろうとするときや、交差点内を通行するときは、右折車、歩行者などに気をくばりながら、交差点の状況に応じてできる限り安全な速度と方法で進行しなければなりません。
イ この場面では、自分の車が大型車のかげに隠れてしまって、対向車や横断歩道上の歩行者から自分の車が認知されていないかもしれませんし、こちらからも交差点の状況が確認できません。大型車が右折したあとに、安全を確かめてから右折しましょう。
答 (1)-× (2)-○ (3)-×
実写のストリートビュー
若い命が失われました。御冥福をお祈り申し上げます。本当に悲しいです。
以下のストリートビューは実際に死亡事故がおきた幹線道路ː国道322号線の写真です。
2025年6月23日夜、福岡県久留米市の交差点で、右折中の普通乗用車と直進するバイクが衝突し、18歳の男性ライダーが死亡しました。事故は23日午後10時に国道交差点で発生し、バイク運転者は頭部を強く打ち、意識不明の状態で搬送され、約7時間半後に死亡が確認されました。運転していた69歳の男性は「バイクに気付かなかった」と話しています。
https://youtu.be/eyJxOErTqHY?si=SI8thPugXjvWENJ4: 免許上の普通二輪と一般道の安全意識の違い
街路樹で発見されるのが遅れてしまったのか?みえにくかったのかな とか思ってしまう。

免許取得からのこれまでの安全意識は
対車両や対人物と事故を回避、しないためのお話です。
自分の転倒・スリップダウンなんかはあります。たまたま、転倒したその先に、人や車両がいなかったので事故にはならなかったのが不幸中の幸いですが・・・。
公道での転倒は他人を巻き込む可能性があるので、極力避けたいです。
極意①バイクはどんなに着込んでも結局は生身
上からヘルメット・ジャケット・胸部プロテクター・グローブ・プロテクター付きズボン・パンツ・くるぶしの隠れる靴。これまでの転倒で思うのは、服装は非常に大切であるのを実感しています。
ペラペラの服装や半そでなんかで乗ると、アスファルトは砂利を含んでおり脅威となります。アスファルトは大根おろしになります。軽装で滑ると、目をそむけたくなる惨状です。
また、ヘルメットとプロテクターなしだと、ぶつかったときに、筋肉、骨だけで、あなたの臓器を守ってくれません。
だから、プロテクターがあれば、プロテクター、筋肉、骨、臓器になるので、大分吸収してくれる。エアバッグがあればもっと良いでしょう。

プロテクター付きのウェアかっこいいじゃん
ラガーマンやアメフトしている方は、大きな事故にあっても意外と平気な方がいるは、筋肉は自分を守るプロテクターということですね。一般人は正直にプロテクターをつけましょう。



プロテクターの値段?安いのよ5000円くらい

面倒なのはわかるけど、命にかえられないよな
面倒ならジャケット付き買えばいいじゃん
まさかアゴひも忘れていないでしょうね?
ソース:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/heru_pro.html


案外ヘルメット外れているというのは驚き。
10人中3人はヘルメットが脱落しているということ

どんな時もヘルメットは必要だ~
バイク乗るときはもちろん
死にたくなければ、これだけ
ヘルメットの正しい着用=顎ひもは人差し指一本分、別に遊びなんてほぼ無くてもいいと思う
胸部プロテクター付けろ!面倒なら、ジャケットについているタイプを買え。
致命傷をおいたくないなら、靴、ズボンのプロテクター
極意②事故が起きるのは交差点

もちろん、誰も事故を起こしたくないが、事故は毎日のように起きる。飛行機が落ちるより、電車が脱線するより確率はかなり高い。公道、自動車事故は多い。
事故が一番起きているのは、間違いなく交差点である。
交差点の脅威とは
交差点に進入するとき、通過するときは非常に慎重にならないといけない。
Uターンしてくるやつはいないか、右折待ちはいないかなど
正面は青に変わったばかり、反対に赤側の信号無視はいないか?とか
信号のない交差点だと停止線の2段階確認や優先道路であっても見通しの悪い交差点はゆっくりいくなど
簡単だけど疎かにしてしまうようなこと

極意③滑りやすい路面の時は、注意力レベルを上げる
- 雨
- 路面(線の上・マンホール)
- 砂利
- ゴミ
雨の日には視界も悪くなり、タイヤと路面の摩擦係数はドライの路面に比べて、半分近くになる
実際、教習所の急制動もドライとウェットで距離は変わります。ドライ11mでウェット14mで1.3倍です。
マンホールや白線、黄色線は実は忘れがちなのですがかなり滑りやすくなるので注意

特に雨の日の白線やマンホールは脅威となります。マリオカートのバナナくらいだと思ってもらっていいと思います。
砂利:オンロード車両で砂利に乗ると滑るのは明白です。路面の上に土や砂利がのっているので摩擦は低くなります。ダンプのよく通る道や基礎系の砂利運搬の建設工事のしている所は注意しましょう。
ゴミ:ペットボトルや空き缶が落ちていることがありますが、万が一踏んづけた時にバンク中でフロントで通過してしまうと、即転倒してしまいます。
極意④走行車線は駐停車車両に気を付ける。できれば、追い越し車線を走る
https://www.itarda.or.jp/contents/501/info37.pdf
警視庁の死亡事故データ3位にいる追突事故
わかっているようで意外と起きている。実際走っていても、止まっているのか動いているのかわからないことはある。ハザードランプ付けていたらまだわかりやすいかもしれないが、付けてないことが多いです。
暗い状態で黒い車だと本当にわからない。またトラックなんかも景色になってしまったりして気づかないことがある。
この追突事故での重傷率は高いので十分に注意すること

駐車車両が壁になってしまうのが恐ろしい
また、駐停車車両の多いところでは追い越し車線を走る方が安全

極意⑤3秒車間が生死を分ける(0・1・2・3)
最低でも2秒の車間を設けましょう。僕の言う車間は1スタートではなくて、0スタートです。
なので『ゼロ・イチ・ニッ・サン・シ・ゴ』とか念仏のように唱えてる時があります。
相手が何かの目標物を超えた時に、自分はどれくらいでその目標物を通過するのか確認します
1秒切ってる車間なら、何かあったらほぼ間に合わないと思った方がいいです。理想は3秒以上で、それ以上の車間距離があれば対応できます。

すぐ車間を開けましょう。サーキットならスリップ使えていいのにね
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-drive/subcategory-technique/faq138
極意⑥前を走っている車の挙動を読む

前方の車両が道に迷っていたり、携帯電話をしていたり、カーナビを触っていたり、何かしていると、道に対して車両が若干ふらついているというのが読み取れます。
警察の飲酒運転している車を読み取る行為と似ているかもしれません。(テレビ番組:警察24時等みてください)
そのため、突然右左折したり、車線変更したりする可能性があるので注意すること

実際知らない土地に行ったときに、道に迷ったりするよね
極意⑦煽られたら、すぐゆずる

バイクは生身であること、交通弱者であることは明白。
そのため、煽られているなと思ったらすぐにゆずること
また、自分が煽るような行為は絶対にしない、急ブレーキ踏まれて4輪に勝てることはまずない。
バイクのブレーキは技量、スキルによるところが大きい

煽らないのが一番。すぐ避ける
極意⑧前方車両がトラックや見通しの悪い車両なら距離を多めに

前方の視界が悪い場合は対応に遅れる可能性が高い。2台先や3台先どのような車がいるかわかっていると交通の流れが読める。
箱トラックやダンプなどが前方にいて壁状態になっているときは、十分に注意する。
- 走行車線の走行時は、3台前or4台前の車両が左折する時に自分は減速の準備ができる。
- 追い越し車線の走行時に右折待ち車両がいる時、走行車線へ戻らなければ行けない。右折レーンへ行こうとしている車両がブレーキを踏むかもしれない
そういう場合は、車間距離を開けるなど対策し、視界が悪いところから抜け出すのがいいです。
トラックやダンプが後続車なら離れる
トラックやダンプなどのはたらく車は一応プロとして運転していますが間違いなく、疲れています。それは自分もです。
その時怖いのは居眠り運転です。居眠り運転、ながら運転している方結構多いです。
極意⑨前はもちろん、後ろも見ながら走る

これは上に通ずる極意ですが、意外と後ろも見てるよって話です。
周囲の状況を確認しておくことが理想です。周りの車がどんな車がいるのか、どんな距離感か緊張感を持っているか理解しながら走る。
ただ、前方だけを見るのではなく、周囲を見ながら、たまに後ろも見て、どんな車両が迫っているのかも知っておくことが重要です。
それで、安全意識は高くなります。

周囲には気を配って、注意しておこうってこと
極意⑩DQNカーや老人、タクシー、不慣れな人から離れる

DQNカーや老人、タクシー、道に不慣れな人は突然、急の付く運転をする場合があるので注意すること
街を走るとわかると思いますが、シャコタン車両なんかは段差を避けるために、左右にハンドルを切ったりします。
タクシーは客を乗せるために、交差点内や手前でも平気で急に停まります。
老人はブレーキ感覚や速度感が遅れている方が多い印象です。
道に不慣れな人は、カーナビを見ないといけなかったり、ふらつく運転をしてしまう。
極意⑪すり抜けはほどほどに

すり抜けはバイクのメリットであるといっても過言ではないと思うのですが
危険な行為ということを理解していなければいけない。特に車の流れのある場合にあみだをぬって抜けていく行為は、危ないです。
ただ、真夏に渋滞に巻き込まれて、何も動かない状態で熱中症なるくらいなら、してもいいのではと思ってます。
すり抜けの定義が幅広くあるので、一概に言えないのですが、
十分な幅があり、止まっている車の横を追い抜くことや追い越すことはさほど危険ではないと思います。
極意⑫見通しの悪いコーナーはかなり危ない

特に左コーナーに障害物があった場合は判断が遅れる

判断が遅い
これは、ツーリング地や景色のいいスポットなどに、止まっている車がいる場合があります。
所謂、ブラインドコーナーってやつです。こういうこともあるので、初めて走る道や、週末などは
注意しましょう!!

わおっ!車停まってるわ
見通しの悪い道ではキープレフトじゃなくて、センターライン寄り
見通しの悪い、田舎道や峠では常にキープレフトをすると、左側の状況がわかりにくいです。
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極意⑬速度制限表示から超えるときはほどほどに
公道の制限速度はその道に見合った、速度にしていることが多いです。
これまでの事故や何かあってその速度制限になってます。
止まれや信号なんかも事故が起きてからってのが多いですね。
よっぽど見通しが良くて、何も危険要素が無い限りは+15とか+20が限界です。
それ+20もだしていたら、ネズミ捕りにやられますし
一般道ではその制限速度に対して+5~+10が安全範囲だと思ってます。
極意⑭常に余裕のある運転ができるのがいい

やっぱり、時間に余裕をもって、心も余裕のあることが一番です。
余裕のある所に安全は生まれます。
工期や納期がギリギリだとどうでしょうか?間違いなく焦りますよね?
焦って間違えたら、修正するのに何倍も労力がいる。
遅れるときは遅れる。事故が無いことが一番。
何事も余裕のある運転が安全を生むということです。
装備の揃え方
お金に余裕があれば、エアバッグ付き>>>胸部プロテクター付きジャケット>>ジャケット+分離型胸部プロテクター
求めやすいブランド、海外謎ブランド、KOMINE・デグナー・シンプソン・タイチ・アルパイン等<<クシタニ
正直、僕もコミネさんにはお世話になっています。必要十分と思ってます。
ジャケットには胸部プロテクターが標準装着されているものと別売りのものがあるので注意です!
おすすめアイテム並べておきます。良かったら見ていってください。
まとめ 編集後記
これをみて、安全意識持とうと思ってくれたら、それだけでもうれしいです。
事故をおって、後遺症や後悔を持ってほしくないからです。
誰も、後悔したくて乗ってる人は誰一人いないと思いますが、後悔先に立たず、後の祭りです。
その後の人生もそれはそれで良くしていけばいいのですが、事故が無いのが一番です。
これを見てくれた人は、少しでも安全意識高めてほしいなと切実に願っています。
楽しく、安全にバイクを楽しもう
