ワーキング・ホリデー(ワーホリ)をするのはいかが?『概要編』年齢、初期費用、申請、英語力、語学学校、エージェントについて、ざっくり知っておこう。

katsu
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ワーキング・ホリデー(略してワーホリ)は日本と各国の協定によって、青年が1年間その国で就労することができる制度です。その国で使えるのは人生で一回のみ

ただし、基本的には31歳を迎えるまでに申請しなければなりません。

初期費用はその方の過ごし方にもよりますが、ワーホリビザの申請費用、航空券、そして、外国での生活費(居住費、食費、交通費、通信費)が必要となります。

アクティビティに割くのも良し、永住権を目指すために仕事を頑張る。などなど人それぞれです。

英語力は言うまでもなく高い方がいいですが、なんとかなる精神、出川イングリッシュ、Google translateで正直なんとかなるかと思います。

語学学校は英語力の向上、現地の友達作りにもってこいですね。

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ワーキングホリデー制度とは

ーキング・ホリデー制度とは、二国・地域間の取決め等に基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が、その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し、二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
 我が国は、昭和55年(1980年)にオーストラリアとの間でワーキング・ホリデー制度を開始したのを皮切りに、以下の29か国・地域との間で同制度を導入しています(令和5年8月1日現在)。
出典:外務省

a person sitting on a bean bag chair using a laptop
協定国制度開始年ビザ発給数
オーストラリア1980無制限
カナダ19866,500
ニュージーランド1985無制限
イギリス20011,000→6,500?
フランス20001,800
ドイツ2000無制限

その他、韓国、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ、アイスランド、チェコ、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、ウルグアイ、フィンランド、ラトビア(計29カ国)

ビザ発給数と申請期間には注意

Canada passport

ワーホリ先の人気国 オーストラリア、ニュージーランドは無制限で発給してもらえる事は大きいですね

対して、カナダ、イギリスは発給数に制限があります。

基本的に年単位で発給数を行っていますので、年初から申請することが可能です。

毎年引き続き募集されますので、行かれる方はチェックです。

カナダに関しては8月ごろには残り500名などになっている様ですので、注意です。

年齢と目的

woman in black shirt holding drinking glass
  • 相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。
  • 一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。
  • 査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること
  • 子又は被扶養者を同伴しないこと。
  • 有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること。
  • 滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。
    健康であること。以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと

基本的には、記載通りで30歳の年、即ち31歳になるまでにビザが下りれば、ワーホリ可能となります。

カナダに関しては、31歳以降から35歳までの特別枠がある様ですが、発給数43名に対して応募215名倍率がエグいことになってます。

また、年齢が過ぎてしまっても、まだ諦めないでください。

語学学校が目的のStudyビザもあります。

年齢過ぎても使える制度

people sitting on chair in front of computer

また、オーストラリアにはTAFEという専門学校と就労経験が積めるお得な制度もあります。

https://www.tafensw.edu.au

カナダCOOPという語学学校と就労できる制度もあります。

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/study-canada/work/intern.html

語学学校へ数ヶ月通いたいとかであれば、年齢関係なしで申込ますので、海外生活したい英語を学びたい方はいいと思います。

初期費用

person holding smartphone beside tablet computer

ここからは僕が実際にカナダのワーホリ費用で掛かった費用です

  • ビザの申請料(ワーホリ)CAD272+バイオメトリクス(指紋)CAD85 =¥38,637
  • ビザ申請料(スタディビザ)CAD150=¥16,628
  • 航空券 大韓航空KOREAN AIR ¥121,500
  • 保険 僕の場合 最初の3ヶ月はエポスカード付帯の保険利用
  • 居住 4週でCAD1,000=およそ11万円
  • 残高証明(場合による)語学学校に通う場合必要(英語)
  • 語学学校(場合による)3ヶ月でCAD4,117.50=45万円

僕はパスポート持っていたので、ここに費用は含まれていません。

初期費用について解説(ビザ申請・残高証明)

ビザの申請にはお金がかかります。結構高くてワーホリビザで約4万近くしています。

ビザの申請方法に関しては、たくさんのエージェントが紹介していますので、そちらを参考にしながら進めると、問題なくできます。

GCKeyの取得、秘密の合言葉、ビザの申請、等々結構ステップが大変です。またレジュメの作成やら申請用紙(PDF)の作成やらと

かなり時間を割いてやらないといけません。

難しいよと思う方は、この段階でエージェントに頼むのもあり

Biometric:指紋認証も必要

また、バイオメトリクスといって、指紋と顔写真を撮ります。しかも専用の場所に赴かないといけないのですが、それがすごく大変で。平日のみと時間も限られている

大阪と東京のみて笑

https://visa.vfsglobal.com/jpn/ja/can/book-an-appointment

予約必須で結構埋まっているので、よく確認してください。

round black and white light
•パスポート原本
•バイオメトリックスのインストラクションレター
同意書 (添付)※日本語と英語をそれそれプリントアウトし記入してお持ちください
•予約表(添付)※記載の予約日程を必ずご確認ください。

ワーホリビザは2週間ほどで認証されました。6/20に申請開始、7/3に認可されバイオメトリクスの指紋認証は1ヶ月以内に行かなければいけません。僕は7/14に行きました。

語学学校のスタディビザは10/28日に申請し11/16日に認可されています。

個人差はあるかもしれませんが、書類に不備がなければ、2週間ほどで認可される様です。バイオメトリクスは一度取ってしまえば、何年間は有効ですので、2回行く必要はありません。

残高証明

残高証明はスタディビザの際に必要でした。ネットバンクであれば、簡単に発行してもらえるのでこれは日数がいらないと思います。

その時はメガバンクの三菱東京UFJを使っていたのですが、簡単手続きアプリで英文の発行がすぐできました。

https://www.bk.mufg.jp/tsukau/tetsuduki/zandaka/index.html

航空券は直行便でなく、乗り継ぎアリのチケットが◎

people sitting on chair inside building

僕は一度、韓国に行ってから、トロントへ飛んでいます。

関西国際空港から仁川国際空港へそして、トロントへ行きました。

前述した通り12万ほどでした。またKOREAN AIRのCAさんがめっちゃサービス良くて綺麗で、12時間の旅も楽しめました。広末涼子似のCAさんが釘付けでした。

チケットはスカイスキャナーなどで調べていたのですが、時間が早かったり、遅かったりでいい便がありませんでした。

最終的な航空券の購入は直接、航空会社のホームページから買いました。

仁川経由で一泊することになったのですが

観光できてGOODでした。

本当はBMW Driving centerに行きたかった。

保険は必ず入りましょう。クレカ付帯もあり

A pair of medical stickers on a white surface

海外に行くなら必ずといっていいほど、口うるさく言われる保険

それもそのはず、どれくらいヤバいのというと、救急車、手術、入院すれば200万円はいると思った方がいいレベルです。911でAmbulance(救急車)を呼べば約3万円です。日本の皆保険制度すご過ぎ

無保険だと破産する可能性も十分あります。せっかくの留学がゲームオーバーどころか負債まで背負わないといけないとなると目も当てられません。

短期の方は、日本で入って海外に来るという選択もありますし、長期の方は渡航先の国の民間保険に入るのがおすすめです。手厚い保証が必要であれば、間違いなく日本の保険です。

日本の保険だと電話対応してくれたり、いざという時に便利かもです。

僕みたいに3ヶ月間だけクレカ付帯の保険に入るのもありかもしれません。

ちなみに僕はエポスゴールドを使っています。(航空券やホテルなどエポスで支払う必要あり)

保険の種類保険金額(GOLDカード値)
傷害死亡・後遺傷害最高3,000万円 (5,000万円)
傷害治療費用200万円(1事故の限度額)(300万円)
疾病治療費用270万円(1疾病の限度額)(300万円)
賠償責任(免責なし)3,000万円(1事故の限度額)(5,000万円)
救援者費用100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)(50万円)

居住

brown and white concrete house

これは語学学校を3ヶ月申し込んだ時に、ホームステイも一緒に手配してもらいました。

4週間すなわち28泊29日でCAD1,000です。

これには、食事2食、ベッド、トイレ、シャワーが付いていますので、安いと取るか高いととるか。ちなみに、僕のいるカナダでは物価が上がり、円安でかなり苦しいのも事実です。

ビッグマックセット食べようと思うとCAD13くらいはいると思います。1,400円くらいですね。めっちゃ高いでしょう

僕のホームステイしている家は一軒家で階段の下の部屋を借りています。

ハリーの部屋の2〜3倍くらいです。

ベッドと机と衣装棚があって、

2畳半か3畳くらいです。

ちなみに僕の感想ですが、ホームステイはマジで実家って感じです。

飯出てきたら食べるだけ、勉強と生活に専念できる環境だと思います。

僕のホストマザーはフィリピン系でご飯も出汁の効いたご飯を作ってくれます。タイ米なのは仕方ないですが、割り切れれば問題ないでしょう。

語学学校

woman in black tank top holding black dslr camera

語学学校は同じ目標、志をもった仲間と一緒に学べる。知り合い友達もできるのが良い点。費用はしますが、貴重な経験と英語力向上のために通っているという感じです。

語学学校は、大学や専門学校とは違い。語学を学ぶための塾?みたいな感じです。

場合によっては、卒業証明なんかも出るみたいですが、その辺りはエージェントに聞いてもらえると幸いです。

また留学先には、かなりの語学学校がありますので、どのような学校に行きたいかしっかり相談される方がいいと思います。

例えば、アクティビティは多いのか、L&Rが多いのかS&Wが多いのかなどなど

あと費用面も若干違いますので、その辺も確認必須です。

正直、語学学校は体験入学してから決めるのもありみたいですが、僕はそこまで余裕なかったです。

僕のプランとなぜ行こうと思ったか

語学学校に3ヶ月通い、その後は3ヶ月は語学学校とボランティア、ESLなどをしつつ、就職活動を本格化する予定です。

それまでには、体調を整え、英語を聞き取れ、意思疎通ができるようにならなければいけません。

インタビューという面接をクリアして採用になります。非常に難関ですが、楽しみでもあります。

目指せ時給40CAD 25CADでした。

ワーキングホリデーを使いたいと思ったのは、もちろん海外で仕事がしたいからです。

英語力があって、海外駐在員であればかなりいいのでしょうが、なかなか機会にも恵まれないのも事実です。

カナダはアメリカに近いということもあり、トロントはニューヨークやデトロイトなんかもすぐにいけます。

トロントを選んだ理由は製造業や建設業が盛んで仕事も多そうだと思ったからです。

また、海外の方の働き方、考え方、仕事の進め方、なんかも学びたいなと思っています。

また、何をしても良いというのもいいですね。アクティビティしまくってもいいし、勉強しまくってもいいし、交流しまくってもいいし

VIAレールというカナダの鉄道で寝台列車に乗ることとスキー場に行きたいと思っています。

まとめ

ざっくりとですが、概要を掴めてもらえたでしょうか?

ワーホリの制度の概要、初期費用、スタートするまでにかかる費用

ビザと航空券に関しては早めにとっておいて損はないです。というか直前だとかなり大変です。

航空券は日に日に上がるので1ヶ月か2ヶ月前には前にはおさえておいた方が無難です。

ビザも前述した通り、カナダと英国は日程がありますので、逐一チェックしましょう。

また、申請にも手間がかかりますので、要注意です。

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かつ
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当ブログの管理人のKT ギリホリ達成 転職歴多めのADHD気質の30代 ・車、バイク、機械、重機が大好きな少年心を持ち続ける大人。 ・製造業での経験が多く海外の勤務経験もあり。 ・主に機械加工や溶接、設計、生産技術に注力。 ・転職経験多めで日本社会の外れ者を自覚している。 みんなに有益な情報を発信したいと考えている。
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