ワーキング・ホリデー(略してワーホリ)は日本と各国の協定によって、青年が1年間その国で就労することができる制度です。その国で使えるのは人生で一回のみ
ただし、基本的には31歳を迎えるまでに申請しなければなりません。
初期費用はその方の過ごし方にもよりますが、ワーホリビザの申請費用、航空券、そして、外国での生活費(居住費、食費、交通費、通信費)が必要となります。
アクティビティに割くのも良し、永住権を目指すために仕事を頑張る。などなど人それぞれです。
英語力は言うまでもなく高い方がいいですが、なんとかなる精神、出川イングリッシュ、Google translateで正直なんとかなるかと思います。
語学学校は英語力の向上、現地の友達作りにもってこいですね。
ワーキングホリデー制度とは
協定国 | 制度開始年 | ビザ発給数 | |
1 | オーストラリア | 1980 | 無制限 |
2 | カナダ | 1986 | 6,500 |
3 | ニュージーランド | 1985 | 無制限 |
4 | イギリス | 2001 | 1,000→6,500? |
5 | フランス | 2000 | 1,800 |
6 | ドイツ | 2000 | 無制限 |
その他、韓国、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ、アイスランド、チェコ、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、ウルグアイ、フィンランド、ラトビア(計29カ国)
ビザ発給数と申請期間には注意
ワーホリ先の人気国 オーストラリア、ニュージーランドは無制限で発給してもらえる事は大きいですね
対して、カナダ、イギリスは発給数に制限があります。
基本的に年単位で発給数を行っていますので、2023年の年初から申請することが可能です。
2024年も引き続き募集されますので、行かれる方はチェックです。
カナダに関しては8月ごろには残り500名などになっている様ですので、注意です。
イギリス2023年までは、抽選の日程が決まっていました。2024年からは発給数が増やされる?様ですので要チェックです。
年齢
基本的には、記載通りで30歳の年、即ち31歳になるまでにビザが下りれば、ワーホリ可能となります。
カナダに関しては、31歳以降から35歳までの特別枠がある様ですが、発給数43名に対して応募215名倍率がエグいことになってます。
また、年齢が過ぎてしまっても、まだ諦めないでください。
語学学校が目的のStudyビザもあります。
年齢過ぎても使える制度
また、オーストラリアにはTAFEという専門学校と就労経験が積めるお得な制度もあります。
カナダもCOOPという語学学校と就労できる制度もあります。
語学学校へ数ヶ月通いたいとかであれば、年齢関係なしで申込ますので、海外生活したい英語を学びたい方はいいと思います。
初期費用
ここからは僕が実際にカナダのワーホリ費用で掛かった費用です
- ビザの申請料(ワーホリ)CAD272+バイオメトリクス(指紋)CAD85 =¥38,637
- ビザ申請料(スタディビザ)CAD150=¥16,628
- 航空券 大韓航空KOREAN AIR ¥121,500
- 保険 僕の場合 最初の3ヶ月はエポスカード付帯の保険利用
- 居住 4週でCAD1,000=およそ11万円
- 残高証明(場合による)語学学校に通う場合必要(英語)
- 語学学校(場合による)3ヶ月でCAD4,117.50=45万円
僕はパスポート持っていたので、ここに費用は含まれていません。
初期費用について解説(ビザ申請・残高証明)
ビザの申請にはお金がかかります。結構高くてワーホリビザで約4万近くしています。
ビザの申請方法に関しては、たくさんのエージェントが紹介していますので、そちらを参考にしながら進めると、問題なくできます。
GCKeyの取得、秘密の合言葉、ビザの申請、等々結構ステップが大変です。
またレジュメの作成やら申請用紙(PDF)の作成やらと
かなり時間割いてやらないといけません。
難しいよと思う方は、この段階でエージェントに頼むのもあり
また、バイオメトリクスといって、指紋と顔写真を撮ります。しかも専用の場所に赴かないといけないのですが、それがすごく大変で。平日のみと時間も限られている
大阪と東京のみて笑
予約必須で結構埋まっているので、よく確認してください。
•パスポート原本 •バイオメトリックスのインストラクションレター •同意書 (添付)※日本語と英語をそれそれプリントアウトし記入してお持ちください https://assets.ctfassets.net/xxg4p8gt3sg6/1RXeNbiYX7DTeaHZJDZHci/6189efbcefa7332e319add9ab01d09c8/consent-form-Japanese.pdf •予約表(添付)※記載の予約日程を必ずご確認ください。
ワーホリビザは2週間ほどで発行されました。6/20に申請開始、7/3に認可され
バイオメトリクスの指紋認証は1ヶ月以内に行かなければいけません。僕は7/14に行きました。
語学学校のスタディビザは10/28日に申請し11/16日に認可されています。
個人差はあるかもしれませんが、書類に不備がなければ、2週間ほどで認可される様です。
バイオメトリクスは一度取ってしまえば、何年間は有効ですので、2回行く必要はありません。
残高証明
残高証明はスタディビザの際に必要でした。ネットバンクであれば、簡単に発行してもらえるのでこれは日数がいらないと思います。
その時はメガバンクの三菱東京UFJを使っていたのですが、簡単手続きアプリで英文の発行がすぐできました。
航空券は直行便でなく、乗り継ぎアリのチケットが◎
僕は一度、韓国に行ってから、トロントへ飛んでいます。
関西国際空港から仁川国際空港へそして、トロントへ行きました。
前述した通り12万ほどでした。またKOREAN AIRのCAさんがめっちゃサービス良くて綺麗で、12時間の旅も楽しめました。広末涼子似のCAさんが釘付けでした。
チケットはスカイスキャナーなどで調べていたのですが、時間が早かったり、遅かったりでいい便がありませんでした。
仁川経由で一泊することになったのですが
観光できてGOODでした。
本当はBMW Driving centerに行きたかった。
保険は必ず入りましょう。クレカ付帯もあり
海外に行くなら必ずといっていいほど、口うるさく言われる保険
それもそのはず、どれくらいヤバいのというと、救急車、手術、入院すれば200万円はいると思った方がいいレベルです。911でAmbulance(救急車)を呼べば約3万円です。日本の皆保険制度すご過ぎ
無保険だと破産する可能性も十分あります。せっかくの留学がゲームオーバーどころか負債まで背負わないといけないとなると目も当てられません。
短期の方は、日本で入って海外に来るという選択もありますし、長期の方は渡航先の国の民間保険に入るのがおすすめです。手厚い保証が必要であれば、間違いなく日本の保険です。
日本の保険だと電話対応してくれたり、いざという時に便利かもです。
僕みたいに3ヶ月間だけクレカ付帯の保険に入るのもありかもしれません。
ちなみに僕はエポスゴールドを使っています。(航空券やホテルなどエポスで支払う必要あり)
保険の種類 | 保険金額(GOLDカード値) |
傷害死亡・後遺傷害 | 最高3,000万円 (5,000万円) |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額)(300万円) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額)(300万円) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額)(5,000万円) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)(50万円) |
居住
これは語学学校を3ヶ月申し込んだ時に、ホームステイも一緒に手配してもらいました。
4週間すなわち28泊29日でCAD1,000です。
これには、食事2食、ベッド、トイレ、シャワーが付いていますので、安いと取るか高いととるか
ちなみに、僕のいるカナダでは物価が上がり、円安でかなり苦しいのも事実です。
ビッグマックセット食べようと思うとCAD13くらいはいると思います。
1,400円くらいですね。めっちゃ高いでしょう
僕のホームステイしている家は一軒家で階段の下の部屋を借りています。
ハリーの部屋の2〜3倍くらいです。
ベッドと机と衣装棚があって、
2畳半か3畳くらいです。
ちなみに僕の感想ですが、ホームステイはマジで実家って感じです。
飯出てきたら食べるだけ、勉強と生活に専念できる環境だと思います。
僕のホストマザーはフィリピン系でご飯も出汁の効いたご飯を作ってくれます。タイ米なのは仕方ないですが、割り切れれば問題ないでしょう。
語学学校
現在進行形で通っている語学学校。同じ志をもった仲間と一緒に学べる。知り合い友達もできるのが良い点
費用はしますが、貴重な経験と英語力向上のために通っているという感じです。
語学学校は、大学や専門学校とは違い。語学を学ぶための塾?みたいな感じです。
場合によっては、卒業証明なんかも出るみたいですが、その辺りはエージェントに聞いてもらえると幸いです。
また留学先には、かなりの語学学校がありますので、どのような学校に行きたいかしっかり相談される方がいいと思います。
例えば、アクティビティは多いのか、L&Rが多いのかS&Wが多いのかなどなど
あと費用面も若干違いますので、その辺も確認必須です。
正直、語学学校は体験入学してから決めるのもありみたいですが、僕はそこまで余裕なかったです。
僕のプランとなぜ行こうと思ったか
語学学校に3ヶ月通い、その後は3ヶ月は語学学校とボランティア、ESLなどをしつつ、就職活動を本格化する予定です。
それまでには、体調を整え、英語を聞き取れ、意思疎通ができるようにならなければいけません。
インタビューという面接をクリアして採用になります。非常に難関ですが、楽しみでもあります。
目指せ時給40CAD
ワーキングホリデーを使いたいと思ったのは、もちろん海外で仕事がしたいからです。
英語力があって、海外駐在員であればかなりいいのでしょうが、なかなか機会にも恵まれないのも事実です。
カナダはアメリカに近いということもあり、トロントはニューヨークやデトロイトなんかもすぐにいけます。
トロントを選んだ理由は製造業や建設業が盛んで仕事も多そうだと思ったからです。
また、海外の方の働き方、考え方、仕事の進め方、なんかも学びたいなと思っています。
また、何をしても良いというのもいいですね。アクティビティしまくってもいいし、勉強しまくってもいいし、交流しまくってもいいし
VIAレールというカナダの鉄道で寝台列車に乗ることとスキー場に行きたいと思っています。
まとめ
ざっくりとですが、概要を掴めてもらえたでしょうか?
ワーホリの制度の概要、初期費用、スタートするまでにかかる費用
ビザと航空券に関しては早めにとっておいて損はないです。というか直前だとかなり大変です。
航空券は日に日に上がるので1ヶ月か2ヶ月前には前にはおさえておいた方が無難です。
ビザも前述した通り、カナダと英国は日程がありますので、逐一チェックしましょう。
また、申請にも手間がかかりますので、要注意です。
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