海外の英語の語学学校って結局なにするの?通った所の紹介レビュー

海外

僕は御存知の通り2024年現在にカナダのトロントで生活しております。そして、これまで2校の語学学校に通いました。

語学学校って実際なにするの?どんな感じ?友達はできるの?どういう風に友達ができる?

今回は語学学校の表面的な部分ではなく深堀りした部分、僕が感じた経験からの話できたらなと思います。

費用面や時間、一日のスケジュール、通っているからわかる特典なども

語学学校とは

語学学校という名前ですが、実際にはどんな学校なのでしょうか? 要は学校ですが、すごく高価な学校です。

主に英語を学ぶために他国から英語圏に来ます。一般的にはオーストラリア、カナダ、アメリカ、イギリスなどが挙げられます。

僕の場合は英語圏であるカナダにしましたが。公用語が英語の国でも英語が学べます。

生徒はどこから?生徒は主に僕のいるカナダのトロントでは、南アメリカ、ヨーロッパ、アジアの順で多かったと思います。

実際の授業は何をするか?

文法と単語、会話兼ディベートです。僕の通った語学学校はKaplanとHansaになります。

Kaplan インターナショナル 

Kaplanについてですが、詳しくはエージェントサイトがおすすめです。構内映像など載せてくれています。ここでは、生徒全員にKaplan発行の教科書が配られます。

章ごとに習う内容が決められており、文法表現を教科書の内容に沿って学んでいきます。

僕のレベルはA2でしたので、未来形や過去形といった中学生でも分かる内容を英語でやります。

内容はそこまで難しくないですが、英語で授業を進めますので、最初は慣れるまでは難しいです。

先生がプロジェクターやさらにわかりやすいプリントなどをつかって教科書の内容にそって進めます。場合によっては5分間の対話、会話をする。そして次の課題といった流れです。

カプランでは2週間くらいで新たな教科書が配られます。一度に配らないのは語学学校の戦略だと思います。生徒は最短で1ヶ月など期間が短い方もいますので冊子を分けるほうが効率的です。

また、一つのレベルで3ヶ月を費やすとその後には次のクラスにレベルアップすることが可能です。ただし、テストを受けないといけないので若干むずかしいです。ちなみに僕の場合はランクアップテストには落ちました。

先生に関しては、英語圏の方が多いですが、ロシア人やブラジル人もいました。

校舎はビルの一角の中二階にあります。建物自体は歴史的に古く中はリノベされておりかなりきれいです。

授業

授業の開始は午前の部が8時から10時半までが基本、その後は選択制で10時半から12時まで、さらに追加で12時から13時半までの選択クラスもあります。

セミインテンシブ、インテンシブコースと分かれます。

午後の部は1時半から4時か5時まであります。午後の方が若い子が多い印象でした。もしくは、朝が弱い方は午後がおすすめです。遅刻しなくてすみますので

授業にはプロジェクターとホワイトボードの複合型で機器は最新の印象でした。

部屋の大きさと人数の具合も良くて最大10人ほどで8人とかのクラスのためかなり落ち着いておりました。

生徒の人種

生徒はかなり多種多様です。もちろんトロントということもあるかと思いますが、主に南米(コロンビア、メキシコ、ペルー、アルゼンチン等々)が多くて、その次に中東アジア(トルコ、サウジアラビア)、ヨーロッパ(フランス、イタリア、ドイツ)、アジア(韓国、日本)です。

カプランに関しては比較的日本人はいなかったと思います。

Kaplanでの友達作り

僕はカプランで初めて外国人の友達が出来ました。正直同じクラスになれば必然的に話す回数も増えて仲良くなります。休日の予定が空いている方が多いので、一緒にお出かけすることもあります。

先生が積極的に連絡先の交換と休日の予定を聞いてくるので必死に予定を考えます。

カプランの場合は30歳近い年齢の方を集めたクラスを作ってくださっていたので、大人な会話ができたと思います。

また、その中のフランス人の方が頻繁に週末のお出かけに誘ってくれたのですぐに友達が出来ました。

Hansa (ハンサ)

ここは、トロントの老舗の語学学校で一番費用が安いです。

最初に4択式の英検の問題みたいなのをやります。それでクラス分けが決まります。

先生はネイティブや中国系カナダ人、他国出身と様々です。

ヤング校舎は築年数もかなり経過していることと、設計が古いので部屋が小さい場合がありました。

部屋数と教員数と生徒数があっていないように思いました。一人の先生に対して、15人ほど入り、そして、8畳くらいの少し狭めの部屋に入るので、ちと窮屈でした。

授業内容は

主にネット記事や教科書の一部をコピーしてみんなに配布します。

授業は題材に沿って隣の方と話をします。話す方が多いと思いました。

先生はパソコンを使いますが、プロジェクターはなくそこまで大きくないモニターに映し出すので少し見えづらいです。

夕方のクラスが唯一ある

僕がハンサに通った理由は唯一、夜間のクラスがあるからです。

夕方クラス:17時半〜18時45分 夜間クラス:19時から21時半までありました。

僕が調べた所ハンサのみでした。

友達は同じクラスだとできやすい

ハンサもカプラン同様にクラスに10人ほど集まって授業をします。上記同様に、日常会話をしますので、友達という意味ではできやすいです。

人種はほぼ南アメリカのラテン系の方が9割です。その他、アジア人という状況です。

年齢的には20代前半が多かったと思います。

実際の所、授業での話はしましたが、親密な友達というのは出来ませんでした。

日常会話とは

日常会話とはつまるところ、日々の話です。

すなわち、何時に起きたか、ご飯は何を食べたか、午後の予定は何をするか?週末の予定は?

少し掘り下げて、仕事の話となり、職種、仕事内容など話します。

家族や趣味の話になっていきます。

これらを先に話せるようにしておくと、語学学校でもスムーズに会話が盛り上がります。

逆にいうと、これ以上の難しい話は基本的にしません。まれに国ごとの労働環境や宗教の話などもします。

どんな初対面の方とでも同じです。

話す内容は

「親しき仲に」  し 仕事  た 旅  し 趣味  き 気候  な 仲間  か 家族  に ニュース

上記のレパートリーから話せばなんとかなります。

結局は文法と会話+αで単語

結局のところ語学学校に通っったとしても習うことは文法と単語です。

エッセイの読解やディベートや意見交換などはあります。

先生が聞きやすいように英語を話してくれるのも良い点です。

僕がやった授業で記憶に残っているもの

特にエッセイの長文読解は内容自体が面白くて勉強になりました。

教科書をコピーして配るタイプの授業が多かったと思います。

(内心)教科書のコピーで授業するんかいな

語学学校のでかい特典 一番の楽しみはイベント

語学学校の親睦活動のひとつであるイベントがあります。これは非常に良い機会で友達作りや英語の学習にはもってこいです。

カプランは平日の夕方以降にイベントを数多く催していました。冬であれば、スケートに行ったり、バーに行ってビールを飲んだりしました。

はたまた、ゲームセンターやホッケーの試合観戦などもありました。

お昼休みには、カップケーキや写真撮影など学生たちを楽しませてくれます。

ハンサではトロントのイベントに便乗する形で学生に向けてイベントを開催しています。

トロントを上手に活用しています

イベントには事前に登録して、最小遂行人数に達していれば開催されます。

特に土日にもイベントが開催されるので土日休みの僕には非常にありがたかったです。

ですが、不人気のイベントは中止され、予定が崩れます。

TNT Toursというイベント会社でいろいろな催し物があるのでこちらもおすすめです。

老舗のイベント会社でトロントから各地へ旅することが可能です。シカゴ、オタワ、モントリオール、ニューヨークなどが旅行県内となります。

頻繁にトロント市内でも飲み会を開催しているのでおすすめの会社です。

まとめ

カプランは落ち着いた方、意識高くで目指して来ている方が多いと思います。年齢も様々で50代、60代の方もちらほら見かけました。

ハンサは夜間のみでしたが、若い方が多く、ラテン系の方も多くて気さくで明るい方が多かったです。

授業の内容的には文法や発声などは同じで、日本でも学ぼうと思えば学べることです。

なので、英語の勉強している仲間作りのための語学学校でも良いと思います。

先生の質的には1.5倍〜2倍くらい高いKaplanの方がプロ意識は高いように思います。

せっかく高いお金を払って勉強するのであれば、価値の高い語学学校に行くほうが良いと思います。また、語学学校に入るクラスもB以上の方がおすすめです。Bクラス以上だと会話の幅が増えて英会話自体が楽しくなるはずです。

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