介護事情と実際を目の当たりにして
高齢化社会の真っ最中で、今実地で介護について学んでいる僕ですが、
やはり日本の介護は、手作業が多すぎると思うのです。
介護する側もされる側も楽にできないと体を壊してしまう
女性や小柄な男性の方であれば、サポートするのも容易ですが
体の大きい男性や、介護するために無理な動作を介護側はしないといけない
そうなると、蓄積されていく疲労と炎症が体を壊していきます。
健康寿命であれば、自分自身での生活は問題ないですが、
健康寿命と平均寿命の間には自分自身で生活ができない介護期間が発生します。
介護期間は一人では私生活をできないことを表します
日本での介護
やはり、車いすに移動するときや、家に入るときなど
どうしても、手作業が多い印象です。
日本の家屋の造りもあるとおもいます。
コンパクト設計、小さい部屋、各部屋に扉
介護する側と介助される側、補助するときに障壁となる。
介護と製造業の両方の視点から
製造業では、製品などの重量が25kg(一般男性)と決められております。
製品を持ち上げたり、運んだりするのは25kgまでとしましょうと、労働基準法で決まっているのです。
また、会社によっては20kgとか15kgざらです。果たして、人間を動かすとき、どの程度の荷重がかかっているのでしょうか
介護の現場では一部で率先して、クレーンを使ったりして、産業ロボットのような機械を使って
負担がかからないようにしています。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/2018/sakuhin2/images/n336_1.pdf
各社のノーリフティングのための道具
介護する側もされる側も気を負わない
介護する側、される側の間に機械を通すことで、
クッションが生まれ、
する側は、身体的な疲労から解放され
される側も、機械がやってくれているということで、申し訳なさというのが減るのではないでしょうか
このような機械がもっと普及すれば、
雇用の観点からも、若者が集まりやすくなったり、働きやすくなると思います。
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